将棋ソフト
少し前にあったコンピューター将棋選手権で決勝に進出したPonanzaが将棋倶楽部24に参戦したことがネット将棋界で話題になっていた。
私も24のIDを持っていたので観戦していた。Ponanzaの作者の人は人間の上位にどこまでソフトが入り込めるのかというのではなく、現状のソフトの問題点を改めて考察するための試みだったらしい。
結果としては、アマトップ、奨励会レベルのプレイヤーに対し勝ちを重ねて、レート最高点を更新していた。
昔のソフトは大局観が偏っているので、ある程度慣れてくると模様勝ちが出来るようになるのだが、現在のところはその歪みはかなり改善されている。Bonanza系も昔は角行軽視の傾向があったが、現在ではそれは無くなっている。選手権で観た時でもガツガツ殴り合いをするだけではなく、スローな展開でも落ち着いて指す印象が強かった。
24でのPonanzaの対局なのだが、Ponanzaが勝つパターンは
・人が序盤で足下をすくわれて短手数負け。
・人が変に凝った序盤で自滅する。
・人がやや優勢より形勢が低いと終盤で競り負ける。
という展開がおおく、逆に負けるパターンは
・序盤のまずさ、特に相掛かり後手番の序盤選択が不味くて自滅。
・入玉を捕まえられない。
となっていた。
序盤データベースを改善すればもうちょっといいのかもしれないが、それでも上手い人は何度か指すたびに上手く捻る序盤を展開されていた。また相居飛車でも殴り合いの展開でも負けずに押し切る人もいた。プロレベルの人が一直線で読む深さに対して、ソフトはまだ読みの深さが足りない、ということらしい。
今回、ソフトに対して勝った人は元々ビックリするほど強い人なのだが、現状で将棋のルールを知っている人のうちでponanzaに勝てる人は1%、いや0.1%もいないのかもしれない。
今後の目標はまだいくらか足りないところを補ってプロ名人に勝つことなのだろうが多分そう遠くないことなんでしょうね。

次の日記につづく

補足
今回の将棋倶楽部24の棋譜は会員登録すると観ることができます。
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by aryosan | 2011-05-16 11:35 | 日記
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